金で心を汚してしまえ♪

ｂｙ　死ね死ね団

先日のエントリの吉村正氏もそうですが、こういう人たちって、
現代医療を「金目当だ」と批判しているんですよね。

実際、それに共感する人が多いということは、
所謂「営利主義」は、やはり「悪徳」だと思われてるんですかね。
（実際、あの本の中でも会社員を「家畜」と呼んでいる。でも、江戸時代の旗本も･･･）

これも一種の純粋志向でありましょうか。
地位の高い人が、過剰なまでの清廉潔白を要請されるような。
それとも、美しい日本の伝統でありましょうか。
商売人が、士農工商の一番下だったみたく。
まぁアチラでも、「カエサルのものはカエサルに返されろ」とか、
金融業は不純なユダヤ人に任せたら「胸の肉を一ポンド」とかありますし。
てゆうか批判者の中では、批判する対象はああいうイメージなのかしらん。

例のホリエモン騒動の時にキーワードとして妙に用いられた
「汗水流して･･･」みたく、「楽して大儲け」てのが嫌いなのか。
（ただ、これに関しては、「アンフェア」というイメージもありますが）

でもねえ。「汗水流」すだけで生きていければ苦労はせんのです（自分のこと）。
立身出世物語でも、ダーティな話題は語りませんし信者も知りたくないですし。
でも、そのダーティな部分がなければ成功やら立身出世やらできたかどうか。
（逆風の時には、その部分「のみ」がクローズアップされて叩かれるわけですが）
そう考えたら、「学問」の世界はまだフェアな部類なのかな（あ、「裏口」もなくはない）。

ただ、「金目当」「営利主義」という批判が正しい場合もあるんですよね。
しかし、懐疑主義者が悪徳商法や新興宗教などに用いるのと、
トンデモな人が嫌いな相手へのレッテルとして用いるのと、やっぱ違います。

結局「営利主義」と言っても、その割合と程度と事情にもよるんじゃないかなあ。
実際、全くの善意の活動あっても、金が積もると常軌を逸していくこともあるし。

とりあえず、「営利主義」の割合・程度・事情を　Ａ～Ｇ　に分類して、
所謂、「営利主義也！」と批判されることのある　①～⑳　の事例に、
各自、それぞれ当てはめてみましょう（複数回答可）。
てゆうか、これ自己分析としても有効かも。自分が何が好きで何が嫌いか。
各自の価値観・イデオロギーによって、それぞれの評価が分かれてりして。

Ａ．　ほぼ１００％間違いなくその通り。
Ｂ．　大部分（の割合）がそうですが、違う人（場合）もなくはないです。
Ｃ．　確かにそういう人もいる（団体もある）けど、そうでないのも多いよ。
Ｄ．　いや、大部分はマトモですよ。一部にそういう例外もあるけど。
Ｅ．　事実無根。なんじゃそりゃ。
Ｆ．　最初は営利とかあんまり考えてなかったんだけどねえ。
Ｇ．　確かにそうだけど、（ある程度までは）仕方ないんじゃないのかな。

①．　現代医療
②．　マグローブ株式会社
③．　同和利権
④．　天下り官僚
⑤．　フリーエネルギー批判者
⑥．　ＪＡＳＲＡＣ
⑦．　近年の漫画の実写化・リメイク量産傾向
⑧．　大阪府庁職員
⑨．　ロスチャイルド（を含むユダヤ人）
⑩．　江原啓之、細木数子（を含むスピリチュアル業界）
⑪．　公共事業
⑫．　大手メディア（放送業界・ＴＶ局）
⑬．　小学館（を含む漫画出版業界）
⑭．　環境問題（特に、ＣＯ２排出）
⑮．　法曹界
⑯．　ＴＥＡＭ　ＧＯＧＯ！（てんつくマン）
⑰．　仮面ライダー響鬼路線変更問題
⑱．　朝鮮総連
⑲．　創価学会
⑳．　と学会



【追記】
ところで、「綺麗なお金」と聞くと、途端に胡散臭く思えるのは何故だろ？
「浄財」とか「資金洗浄（マネーロンダリング）」とか（笑）