もっと休むに似ている
某日記別館(裏日記)。トンデモや時事に特化。
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NATROMの日記 より
信仰と狂気~吉村医院での幸せなお産
本気でゾッとしたので。
「最高の幸せの瞬間」に満ち足り、我が子の命を省みない親にもですが。
もっと恐ろしいのは、この逆パターンを想像すると。
もしも、この子が現代医療の病院で亡くなってたら。
■幸せなお産(オーガニックエッセイ たけまつばなし一覧)
これ見ると、どうも誕生の翌日すでに吉村医院に転院しておるようで、下手するとそのせいで亡くなったんじゃないか。現代医療の病院なら死なずに済んだんじゃないか、と勘繰れなくもないのですが、とりあえず置くとして。
「吉村医院の心地よい部屋の中で」亡くなったからこそ、親御さんこれだけ安穏な気分でいられるわけで。
現代医療を「悪徳の極みだ」などと言ってる人間の子が、その現代医療悪徳の極みの病院で亡くなった日には、「僕たちに幸せな3日間をくれた」などと素直に諦めてくれるとはとても思えないんですが。
・亡くなった全責任を現代医療(具体的には病院と医者)におっ被せるんじゃないか。何せ「悪徳の極み」ですから。
・例え病院と医者が、どんなに事前に配慮してくれていても、事後にできる限り誠心誠意尽くしてくれても、納得などしてくれる可能性は低いんじゃないかと。「悪徳の極み」ですから。
・我が子は、「悪徳の極み」による犠牲になったのですと触れ回ったり
・下手すれば、「悪徳の極み」と戦うために正義の訴訟を提起して…
あくまで、こういう人の性格の傾向から予想した最悪のシミュレート。
子供の死を運命だと認めて素直に諦めれば、それに越したことはありませんが、なんかヘンな運命(というかヘンな使命感)を背負いそうな嫌な予感が。
(あ、勿論、医療過誤もスルー汁などとは考えてませんので念のため)
NATROMさんとこのコメント欄にありましたが、
医療訴訟になっておかしくないと思うけど、ならないのは、医者と患者・家族の信頼関係が強く成立しているからなのでしょう。別の意味で感心しました。
確かに、強固な信頼関係は存在していると思います。
ただ、それは自然分娩への強烈な肯定・憧憬と、反面、現代医療に対する強烈な偏見に基づくものではないかと。両方の病院で、全く同じ気持ちで全く言葉を掛けられても、受け取る側のバイアスに応じてそのヘンは自由自在に。
現に、現代医療の病院での配慮・気配りも、「マニュアルのように繰り返される看護婦さんの一見、やさしげな言葉」であり、「目が死んでいる。心が死んでいる」のでありますから。
逆に言えば、こういう偏見に凝り固まった人にはどう対応しようが同じ、
という絶望的な結論になるわけで、そこらが最もゾッとする点です。
現代医療が科学的根拠のない不信感と訴訟でズタズタになる(現に、かなりそうなっている)ことを考えると尚更で。
信仰と狂気~吉村医院での幸せなお産
本気でゾッとしたので。
「最高の幸せの瞬間」に満ち足り、我が子の命を省みない親にもですが。
もっと恐ろしいのは、この逆パターンを想像すると。
もしも、この子が現代医療の病院で亡くなってたら。
■幸せなお産(オーガニックエッセイ たけまつばなし一覧)
これ見ると、どうも誕生の翌日すでに吉村医院に転院しておるようで、下手するとそのせいで亡くなったんじゃないか。現代医療の病院なら死なずに済んだんじゃないか、と勘繰れなくもないのですが、とりあえず置くとして。
「吉村医院の心地よい部屋の中で」亡くなったからこそ、親御さんこれだけ安穏な気分でいられるわけで。
現代医療を「悪徳の極みだ」などと言ってる人間の子が、その
・亡くなった全責任を現代医療(具体的には病院と医者)におっ被せるんじゃないか。何せ「悪徳の極み」ですから。
・例え病院と医者が、どんなに事前に配慮してくれていても、事後にできる限り誠心誠意尽くしてくれても、納得などしてくれる可能性は低いんじゃないかと。「悪徳の極み」ですから。
・我が子は、「悪徳の極み」による犠牲になったのですと触れ回ったり
・下手すれば、「悪徳の極み」と戦うために正義の訴訟を提起して…
あくまで、こういう人の性格の傾向から予想した最悪のシミュレート。
子供の死を運命だと認めて素直に諦めれば、それに越したことはありませんが、なんかヘンな運命(というかヘンな使命感)を背負いそうな嫌な予感が。
(あ、勿論、医療過誤もスルー汁などとは考えてませんので念のため)
NATROMさんとこのコメント欄にありましたが、
医療訴訟になっておかしくないと思うけど、ならないのは、医者と患者・家族の信頼関係が強く成立しているからなのでしょう。別の意味で感心しました。
確かに、強固な信頼関係は存在していると思います。
ただ、それは自然分娩への強烈な肯定・憧憬と、反面、現代医療に対する強烈な偏見に基づくものではないかと。両方の病院で、全く同じ気持ちで全く言葉を掛けられても、受け取る側のバイアスに応じてそのヘンは自由自在に。
現に、現代医療の病院での配慮・気配りも、「マニュアルのように繰り返される看護婦さんの一見、やさしげな言葉」であり、「目が死んでいる。心が死んでいる」のでありますから。
逆に言えば、こういう偏見に凝り固まった人にはどう対応しようが同じ、
という絶望的な結論になるわけで、そこらが最もゾッとする点です。
現代医療が科学的根拠のない不信感と訴訟でズタズタになる(現に、かなりそうなっている)ことを考えると尚更で。
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